お刺身タンポポシリーズ第3弾!今回はお刺身タンポポ工場のバックオフィスのことを考えてみます。
【第1弾】お刺身の上にタンポポを載せる仕事で年収600万になれるか本気で考える
【第2弾】お刺身の上にタンポポを載せて生き残る方法を真面目に考える
👉【第3弾】お刺身の上にタンポポを載せる工場のバックオフィス
【第4弾】お刺身の上にタンポポを載せる職人が独立!【一人親方】
※本来刺し身に載ってるのは菊ですが、タンポポとして進めます。
ネタ記事なので細かいところは無視してください。
今回ははバックオフィスが何をやってるかの説明のため、各部門を簡単な説明をさせてもらいます。
各バックオフィスで工場の利益を上げたりする話ではございません。
バックオフィスとは?
今回お刺身の上にタンポポを載せる工場のバックオフィスを考えてみますが、まずバックオフィスとは何のことを言ってるのかが重要です。
企業などの組織において、事務・管理業務などを担当し、顧客に直接対応するフロントオフィスを支援する部門。人事・経理・総務・情報システム管理部門など。間接部門。
ということで今回の想定は以下の4部門でやらせてもらいます。
- 人事
- 経理
- 法務
- 総務
人事
人事の仕事は以下になります。
- 採用
- 教育・研修
- 評価
- 労務
タンポポ工場では従業員は会社員、パートタイマー、アルバイトの3種類の募集を掛ける必要があります。
会社員募集では新卒・中途では募集方法が異なります。
募集広告を出すには媒体によりますが小さな媒体でも5万円程は掛かりますし、社員採用でエージェント会社を使用すると転職決定者の年収の20~40%程取られるようです。
採用した人もいきなり仕事が出来るはずもございません。
なので教育・研修をして仕事を教える必要があります。
新卒採用された方は「新入社員研修」等を受けた記憶があるかと思います。
工場内の人間に教育の依頼をしたり、外部の講師を招いたりして教育・研修をしていきます。
年1回は会社からの評価が行われるかと思います。
従業員の評価を行い給与・賞与の査定や人事異動を行います。
従業員の各種社会保険の手続きや健康診断の手配等を行ってくれます。
従業員に関する様々なことを行う部署になります。
人事が基本的に利益を上げることはありません。
経理
経理の仕事は以下になります。
- 現金や預金の管理
- 経費計算
- 収支計算
現金や預金の管理を行いますので各種支払いから従業員の給与計算まで行います。
タンポポ工場の制服や通勤代など各種の経費の生産を行ってくれます。
またタンポポの仕入れの代金の支払いからタンポポの在庫数から資産計算、お刺身タンポポの出荷数からの売上計算、機械の減価償却などなど様々なお金に関わることを計算してくれる部署です。
経理が基本的に利益を上げることはありません。
法務
法務の仕事は以下になります。
- 契約・取引法務
- 機関法務・組織法務
- コンプライアンス・社内規定
- 紛争対応法務
タンポポ工場では仕入れや納品などにの各種契約が必要になります。
タンポポ工場でも会社はなので会社法に則った組織運営・株式会社なら株主総会の用意などあります。
会社のコンプライアンスの制定、社内規定の制定も行っていかなければいけません。
納品するお刺身タンポポに問題があって訴えられることもあるかも知れません。
そういう時も法務が対応をすすめるのです。
契約など法律ににか関わる様々な業務を受け持つ部署です。
法務が基本的に利益を上げることはありません。
総務
総務の仕事は以下になります。
- 書類作成・処理
- 備品管理・発注
- オフィス・施設管理
- イベントの企画・運営
各種の書類作成・処理、タンポポ工場なので制服や手袋などの備品の各種管理・発注。
オフィスの定期点検の依頼やトイレットペーパー等の補充なども含まれます。
入社式などの会社のイベントの用意や株主総会の配布資料のコピーなど様々な事をやってくれます。
人事、経理、法務と兼務したり広報も行ったりする会社もあるようです。
簡単に言うと他部署では取り扱わないものを取り扱う部署になります。
総務が基本的に利益を上げることはありません。
バックオフィスの重要性
今回、ご紹介しましたバックオフィスですが基本的にどこも利益を上げることはありません。
間接部門は直接的に売上を上げることは業務上ありません。
ただ、今回ご紹介したバックオフィスですが全てなくなったら大変なことになってしまいます。
タンポポ工場で働く人の給料が滞ったり、タンポポ・お刺身の納品がない、足りない。
株主総会の資料が用意できなかったり、トイレのトイレットペーパーが切れたり…
バックオフィスがなくなったら多くの問題点が出てきます。
規模が小さいのであれば兼任で済んだり、小規模な会社なら社長1人で全てやってる会社もあります。
ただ、このバックオフィスの効果が発揮されたら直接的ではありませんが会社の利益に繋がります。
人事が会社とマッチする人材の採用や最適な教育・研修、人員配置が出来たなら。
経理がお金の流れから問題点を洗い出し、不要な物をやめたら支出は減ったなら。
法務がコンプライアンスを作って従業員が守ったら評判が良くなったら。
総務が備品の管理やオフィスの管理をして従業員が過ごしやすい空間を提供したら。
全て「たられば」の話ですが、実践されたら会社や工場の利益は上る可能性はあります。
バックオフィスは黒子です。
目立ちはしませんが、彼らが居るおかげで会社が回ります。
まとめ
小さな会社規模なら社長が1人で回してたりしますが、大きくなって従業員が多くなるとそれだけで給与計算・振り込みの量が増えるわけです。
そうなるとやはりバックオフィスが必要になります。
たま言われるのが「バックオフィスの必要性を感じない」ということです。
基本的に利益を上げることがない人間を雇うというのは、今まで1人でやっていた少人数の会社の社長からすると不要と感じるかも知れません。
ただ10人くらいの規模なら確かに社長1人でも大丈夫かもしれませんが、これが100人になったら採用や人員配置、給与計算、各種契約の確認、備品・オフィスの管理を全て1人で行うのは難しくなります。
社長がバックオフィス業務を離れて経営に専念出来て会社の成長を見込めるなら充分見返りはあると思います。
なので会社の方向性、成長を考えてバックオフィスを人員を雇うことを検討しましょう。
僕も何気なく仕事をしていますが、今回の記事をまとめてバックオフィスの人に支えられているのを実感しました。
0 件のコメント :
コメントを投稿