【読書メモ】企業参謀 ― 戦略的思考とはなにか


大前研一さんの企業参謀を読了したので読書メモ。


本の情報

タイトル 企業参謀―戦略的思考とはなにか
出版社 プレジデント社
著者 大前研一
発売日 1999/10/29(新装版)
カバー ハードカバー
値段 2,000円+税
総ページ数 406ページ
大きさ 19 x 13.8 x 3 cm
図解 多い

購入したきっかけ

Twitter上でオススメされているのを見かけて気になって購入。


本の概要

大前研一さんの2作目の著作で最初の発行は1975年の古い本になりますが、1999年に新装版として内容が追加され文庫本から単行本として本の内容が増量されたようです。

内容は全編を通して「企業参謀の戦略的思考とはなにか」を様々な事例を使って具体的に教えてくれる内容になります。

図解もわかりやすくとても参考になります。


データや分析によって企業の参謀として、論理的な企業戦略の導き方。

また企業戦略の例、事業の拡大から撤退まで多くの事例を上げています。

事業の本質の捉え方・垂直統合・事業の多角化など局面に応じて、どういった選択肢があるのかを丁寧に説明してくれています。


マインドマップ

今回始めてマインドマップを使用して読書記録をしつつ読んでみました。

最後は読むことを優先してしまっていたのでメモが不十分な箇所はあると思います。

大きな画像はコチラ


感想

事例として記載されている企業などは古いですが見やすく詳細なデータなので古いからと言って読まないのは損です。

古い本ですが現在でも本に書かれている内容は有用で企業の戦略・本質を見抜いていると思います。


ビジネス書として読んでみましたが、様々なところでエンジニアに有用なことが書いてありました。

僕はエンジニアですが、これは十分エンジニアリングに通じるものがあります。

よりビジネスサイドに強くなりたいエンジニアには是非読んでみることをおすすめします。

各分野・状況・戦略の立て直しまで本当に多岐に渡って載っていて参考になります。

各自分の中にあった曖昧なコンサルティング像がこの本によって何をやっているかはっきりした気がします。

経済・経営・企業のことを考えさせてくれる名著です!


またわかりやすくなった「超訳・速習・図解 企業参謀ノート[入門編] 」なる本があるようなので、こちらも時間があれば読んでみたいと思います。



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