何の本を読めばいいのか聞かれるので自分基準での技術書の見つけ方をまとめました。
技術書を読む理由
- 知りたいことをまとめてくれている
- 段階を踏んで勉強が出来る
- 記述が統一されている
- インターネット不要
技術書は基本的に1つのことをまとめて書いてくれているので助かります。
ネット上の記事を探して見ると色々情報が出てきますが文章の違いや情報不足などが合ったりなど自分で補填する必要があります。
自分にとっての良書と悪書の基準を作る
初心者にはありがちですが、「オライリーは難しいから嫌だ」、「図解やイラストがないからわかりません」と言われる方が居ます。
それは「自分のレベルに合った本を見ていない」のと「自分にとっての良書の基準が定まっていない」のが原因だと考えられます。
自分のレベルと性質に合った本を見つけるのが一番です。
有名なオライリー本の入門系の本でもプログラミング初心者が見たら頭が痛くなる方が多いかと思います。
ちなみに私の技術書判断の基準は以下の様になっています。
- 目的・・・目的と合っているかどうか
- 内容の濃さ・・・知りたいことが記載されていない
- 読みやすさ・・・専門用語が多く、説明が少ないと自分で別途調べる必要がある
- 鮮度・・・情報が古く使えなかったりすることがある
- 正確度・・・正しい情報が記載されているか、サンプルコードが正確など
初心者がする失敗
技術書を買う際に初心者が失敗しがちなこと
Webのレビューや売上だけ見て買う
Webのレビューを見ていると、高評価レビューが多かったり売上のランキングを見て売れているからいいのだろうと思って買う方が多いです。
ただ、ここでありがちなのが前提条件を無視した購入です。
例えばPHPの初心者がLaravelなどのフレームワーク本を購入すること。
言語の基礎がわかってもいないのにフレームワーク本を購入することはおすすめしません。
フレームワークの本にはPOST、GETの意味やDBの説明なんて基本ないと考えてください。
対象バージョンの確認をしない
技術書を購入する際に記載されている必ず対象のバージョンを確認してください。
例えば現在はPHPではPHP7が主流になりつつあるのにPHP5のバージョンを対象にした技術本を購入するとPHP7の新機能の記載がなく、非推奨になった機能などが記載されています。
サンプルCD付きは買う
サンプルCDがあるから安心って思う方がいますが、それは罠です!
サンプルCDから勉強環境を導入してしまった場合、バージョンが違ったり、実際のインストール方法とは異なることがあります。
実際に開発を行う際は出来るだけ最新バージョンを使用してソフト毎にインストールや設定を行う必要があります。
プログラミングの勉強は環境構築も含めて勉強です。
良書との出会い率を高める
私の場合は良書に出会ったら出来るだけ出版社・著者・翻訳者のことを覚えておきます。
理由としては出版社・著者・翻訳者には出版する本の傾向があります。
- 出版社・・・本の大きさ、図解やカラーなどの基本装丁
- 著者・・・わかりやすさ、内容
- 翻訳者・・・日本語に翻訳された際のわかりやすさ
これを覚えておくことによって自分にとっての読みやすい本の傾向を知ることが出来ます。
まとめ
技術書を購入する際には、出来るだけ実際の本を手にとって目次や内容が読みやすいかなど、ある程度判断してから購入してください。
Web上では低評価だったりする本も意外に自分にとってはとても読みやすい本だったりすることが多いです。
自分にとって良書とは「自分が読んでためになる本」です。
「万人が読んでためになる本」ではないのでご注意下さい。
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