見積もり方法の標準タスク法の詳細と実用例です。
自分の仕事量を見積もることが出来て、開発だけではなく仕事全般に適用が可能です。
標準タスク法とは
標準タスク法とは、情報システム開発やソフトウェア開発などのコストや工数を見積もる手法の一つで、全体を細かな作業工程に分解し、それぞれの標準作業量を足しあわせて全体の工数を推定していく方式。
※推定するので全くの未経験が行うのは難しい面があります。
どう実践するの?
- 任された仕事をタスクごとに最小化
- 最小化したタスクごとに見積もり
- 最小化したタスクを合算する
→全体工数の算出
最小化の粒度にもよりますが、タスクの分解が小さければ小さいほど細かな見積もりが可能になります。
実践編
1つの仕事を振られます。
例えば「◯◯の登録画面を作って欲しい」との仕事です。
これを大雑把にですが分解するとこれだけのタスクになります。
- 登録画面の作成
- 画面デザイン
- 画面作成
- 登録機能
- バリデーションの作成
- 登録
- テスト
- テストの作成
- テスト実施
登録画面を作るだけですが、大雑把に作業タスクを分割しましたがとこれだけのことが必要になります。
登録画面と言われると作業見積もりが難しい人でも、細分化することで細かく見積もりを行い合算すれば簡単に作業日数の把握ができます。
標準タスク法のメリット
標準タスク法ですが様々なメリットがあります。
- タスクを最小化することで必要な作業を明確化する。
- 必要な作業の抜け漏れ防止。
- 必要な作業を出すことで周りと相談しやすい。
- 進捗報告
- 予実管理
自分の作業を明確化することで進捗の把握が自分で出来、また予実の管理が自分の苦手の把握や見積もりの甘さがわかります。
まとめ
上長に言われたスケジュールやタスクを自分で見積もり直してみて、自分の力量の相談、自分の力量の把握などが出来るのでスケジュールを管理する人間以外の人にもこの方法を覚えていただきたいです。
タスクを分解した時点で仕事の依頼者と分解したタスクを見て問題点や見積もりの見直しなどが相談出来るので、僕としてはオススメです。
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