最近「ポジティブ思考で開発を!」みたいなことを聞くので僕の頭の中のネガティブ思考開発をお見せしたい。
特に「ポジティブ=楽観視」と捉えている層が一定層居るので読んで欲しい。
完璧なシステムなどない
システムは人の手によって作られます。
そのため、完璧な人が居ないように完璧なシステムはないと僕は考えています。
ネガティブ思考の必要性
システムに関して「完璧な物」を提供することは出来ません。
運用していくとどうしても問題が発生することがあります。(データの増大、アクセス数の急増、ミドルウェア等のアップデート…など)
問題が発生することは自体はしようがないことですが、だからと言ってシステムを提供されているユーザには関係はありません。
なので各種障害が発生することを想定しておく必要があります。
ネガティブ思考の開発
ネガティブ指向開発の一番の利点は「発生したらダメなことを考える」という「転ばぬ先の杖」という考え方です。
ここでバグが発生したら「1日x200万の損害が…」や「仕様書にはないけど◯◯を入れたれたら脆弱性が発生するかも!?」などネガディブ思考でマイナス要素を考えていきます。
このマイナス要素が肝心で、入力される項目や値でも決められた値のみが本当に入れられるかわかりません。(攻撃や入力の不具合など)
なので実際にテストを行ったり、想定してチェックを入れる必要があります。
ネガティブ思考での奮起
あのPMにダメ出しされまくった…「見返してやる!」や「見下してきた人達の上を行ってやる!」「給料を上げたい」などに怒りや憎しみによって奮起することが出来ます。
僕の場合ですが怒りは持続性は低く、その代わり瞬発力があり、憎しみは持続性が高く、瞬発力が低いです。
こういった自分の負の感情をコントロールすることが出来れば勉強や業務に活かすことが出来るかと思います。
注意点
ネガティブ思考の開発は考えるのはいいですが、呑まれて考えすぎるのにはどうしても注意してください。
考え方だけではなく気分までネガティブになってしまうと生産性が落ちてしまいます。
また、色々な想定をするのはいいのですが、全ての不安要素を網羅することも出来ず、想定することが難しいことがあります。
これはチーム内で不安要素を共有して取捨選択して優先度・重要度を付けて対応するようにしてください。
まとめ
ネガティブな感情に呑まれ過ぎないように注意して「もしも」という場合を考慮してマイナス要素を考えてください。
性格がネガティブで暗いって言われるなら、むしろ強みとして活かせるレベルでネガティブにしましょう!
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