採用をやる立場になり、業務経歴書を拝見する機会が増えましたが、その際に社名とプロジェクト名が記載されていることがあります。
それは絶対に止めて欲しいです。
社名とプロジェクト名を書いてはイケない理由
業務経歴書には開発言語、開発環境、データベースやフレームワークの各種バージョンまで記載されています。
ここに社名とプロジェクト名が記載されていますと、言語やフレームワークのバグ情報から攻撃することが可能になってしまいます。
もし、詳細な情報が記載された業務経歴書が漏れた場合、十分に攻撃が可能になってしまいます。
業務経歴書は他人に渡して見てもらうものなのでどこから流出するかわからないものです。
本人が気をつけても渡した先で流出する可能性も十二分にありえます。
秘密保持の観点
秘密保持の観点から具体的な社名とプロジェクト名を記載するのは避けるべきです。
開発元の契約によりますが、基本的に製造元としての名前は伏せるようになってることが多いです。
そのことを考慮すると、社名、プロジェクト名を記載すると秘密保持の契約に違反することになります。
後々、社名、プロジェクト名が記載されていることがバレたら最悪訴えられる可能性もあるかと思います。
最悪の可能性…
僕が聞いた噂によりますが、社名やプロジェクト名がわかったら最悪消される人が居ます。
有名なところで「スノーデン」のようなことが発生します。
国家機密のプロジェクトやってた人が何やってたか言ったら他国に誘拐される可能性も発生するのは十分にありえます。
経歴書の書き方
経歴書には開発言語やバージョンを記載しても、社名やプロジェクト名は絶対に出さないようにしてください。
そのため、業務経歴書にはわからないように記載を特定されないような記載をします。
青い銀行では特定されるので金融系システム等とプロジェクトや社名を特定されないように濁していきます。
必要があれば実際にお会いした時に口頭で社名やプロジェクト名を濁しつつ内容を言えばいいわけです。
まとめ
弊社では秘密保持の観点から社名とプロジェクト名を記載している人は基本的に弾きます。
理由は上記の通りに秘密を漏らされるからです。
なので、出来るだけ濁した書き方をするようにしてください。
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