頭の中の設計図

私の仕事をする方法です。

私見ですが、仕事をする上で参考にしていただけると嬉しいです。


頭の中で完成図を作る

仕事をする中で、漫然と仕事をすることは効率が落ちます。効率が落ちる一番の理由は出戻りです。

出戻りはどうしようもないと言われますが、完成図が出来ていれば出戻りも少なく出来ます。

貰ったタスクだけではなく、そのタスクを利用する範囲を想定することにより後の出戻りが防げ、より完成度の高いシステムを作成することが出来ます。

また完成図を作ることでどこが問題点になるかを予想・想像することが容易になります。


完成図の作り方(初級)

タスクを細分化してください。

複雑な仕事でもその作業を細分化すると、とても単純なものになります。


例えば、Webページを1つ作る作業でも「画面項目」、「機能」、「デザイン」と別れていきます。

画面項目も大ざぱに「HTMLを作る」から画面項目に必要な「テキストボックスを作る」になり、よりやることが明確になり、人に聞いたり調べたりがとても簡単になります。


わからないことは聞く、マニュアルを読む、検索する。

Google先生がついています。職場の人やマニュアルをよく読みましょう。

英語を覚えると世界が広がります。


完成図の作り方(中級)

フローチャート化を行い、作業を視覚化する。

暫定的な条件や処理の導線を確認します。

単純化した作業をTODOチェックリストにして優先度を作る。

人間の体は1つなので複数の仕事などがある場合は、優先度設定して優先度順に仕事をしましょう。


作業するタスクの影響範囲を調査します。(新規作成でも)これにより後に作業したタスクの出戻りを減らすことができ、更には今後の作業も楽になります。


完成図の作り方(上級)

システム全体の完成予想図を組み上げる。

システム全体を見通すようにしましょう。

影響範囲を出せるようにします。

進まない所は進めない。無理に進めようとしても時間が取られるだけになる可能性があります。

進まないで出来ない箇所は後回しして情報が出て来るのを待ちましょう。

ボールは自分が持たないように!

自分以外の仕事も把握しておくと自分や他人の作業を再振り分けしてプロジェクト全体が早く終わる可能性もあります。

自分だけが進んでもプロジェクトは終わりならないですし、後々降ってくる仕事なら先にもらいましょう。


まとめ

頭の中で設計図を作ることはとても面倒なことですが、頭の中に入れておくことによってドキュメント化する手間もデータを漁る必要もありません。

現在行っている直近の作業だけでも設計図を引くと変わります。

また、最終的に全てを見通すことが出来れば後々問題点になるような臭う部分がわかるようになります。

問題点を早めに洗い出して、後に残さないようにするのがベストです。

また、顧客の感情などを考慮出来れば更に完成度は上がります。


頭の中で設計図を書くのが難しいのであれば問題点を書き出してみてください。

仕事に少しでも役立てばありがたいです。

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