最近、小学校からのプログラミング学習が必修になると子供にもプログラミングを始めさせたりと話題になっていますが少々考えてほしいことがありますので今回はそんな話です。
プログラミングとは何か?
プログラミングとはあくまでコンピュータに命令を行うプログラムを作ることがプログラミングと言います。
プログラムは様々なところで使われていて私達が使っているスマートフォンから宇宙開発まで様々なところで使用されていて、そのプログラム1つ1つがプログラミングされています。
論理力って?
簡単に言うと「目的のために筋道を立てる能力」だと考えています。
プログラミングにはこの「論理力」が大変重要だと私は考えています。
プログラミングに論理力が必要な訳
プログラミングは前述したようにコンピュータへの命令を作る作業になります。
この命令文を作る際に何かしらの「目的」が発生しているはずです。
「目的」に対して筋道を立ててプログラムを行わなければいけません。
論理力が低くてもプログラム自体は行えます。
ですが、論理力が高ければ高いほどより良いプログラミングが行えます。
プログラミングが出来ると言っても
例えプログラミングが出来ても論理力が低いと酷いプログラムが出来てしまいます。
サンプルとして簡単なPHPのプログラミングをお見せします。
1から10まで順次、足し算を行うだけのプログラムです。
悪いプログラミング
わざわざ1から10まで入力して足し算を行うプログラミングです。
とても面倒くさいことやっています。
良いプログラミング
for文を使用して繰り返して順次足し算を行うプログラミングです。
とてもシンプルでわかりやすくなっています。
論理力を身につけ方
私が思うに論理力を身につけるにはプログラミングを行う必要自体はありません。
論理力というのは考え方なのです。
なので、普段から「何故こうなのか」、「どうすれば効率化出来るか」を考えていれば自然と身につきます。
大人の場合は「疑問に思う」→「疑問を調べる」→「疑問の答えを理解する」を習慣付けすれば出来るようになります。
また子供に論理力を身につけたいなら子供の「なんで?」に一緒に調べて、子供が理解できるように手伝ってあげてください。
そうすれば自然と論理力が身に付きます。
論理力はプログラミング以外でもスポーツの作戦立案などにも応用が効くと思います。
まとめ
上記のサンプルでも良いサンプルで8行、悪いサンプルで15行と簡単なプログラムで7行も差が出来てしまいました。
これが実際の業務などになると数千、数万行のコードを書かないといけません。
そうなると差がもっと酷いことになります。
プログラミングが出来るのは確かに素晴らしいことだとは思いますが、出来れば論理力を身につけてより良いコードを書けるようになってほしいです。
またプログラム言語の移り変わりなど様々な要因があるので小学校からやってた言語が大人になる頃には使い物にならないケースもあります・・・
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